2nd album  spannkosmo-piano

1. シンプルな宙
2. Fantastic-Impronptu 呼んでる
3. Fantastic-Impronptu ウミに飛ぶ
4. ヒトノネッコ 1
5. ヒトノネッコ 2
6. ココロノカタチ:prelude
7. ココロノカタチ:水晶体樹群
8. ココロノカタチ:呼んでる
9: ココロノカタチ:synapse
10: ココロノカタチ:double helix
11:ココロノカタチ:環
12:Prism

All songs are composed by Spannko.
Contrabass : Yoshito Kumasaka (track7,11,12)
Recording engneer & directer : Idehof  
Recorded at Suzunone Hall , studio gorey
Jacket : natunatuna

Letter Press Printer : Naoko Okashiro, tsurugido

Special thanks :Izuru Kumasaka, studio Blue, Jinro game, Suzunone Hall, Hiroshi Kase, Houske3, Shoutaro Ogawa , Mari Izuha, Akiko Kusano, Souichi Wakioka, F.chopin , gorey record

 

¥3000  (税抜)  gory150816 http://gorey.jp

●2枚目のアルバムのこと
 
1stアルバムの傍らに、ピアノの小曲が8曲入った「白と黒の無言歌集」というCD-Rを置いて売っていました。
それを買っていかれた方々から、「よくひとりの時間に聴いている」「朝珈琲飲むときにかける」なんていうような感想をよくくださいました。
白と黒の無言歌集は私のピアノのメモみたいなもので、短い曲のかけらたちの詰まったものでしたが、私も不思議とこのCDをかけるとちょっと立ち止まって自分の真ん中に座って、息を深くすえるような心地よさを感じていました。

よく考えれば、私がピアノを弾くときがそうなのだと思いました。



6 歳からピアノを習いはじめ、街の音楽教室に何となく通っていました。高校で運動部に入ってもピアノだけは何故かつづけ、その後、個人の先生について うんとピアノが楽しくなるわけです。大学で空き教室を探しては弾きまくって、バンドを組んでピアノを弾いて、アコーディオン弾いたり、うたったり、そのうち結婚し、子供を 産み、生まれ育った関東を離れ。。。いろんな道を通って来たけれど、傍らにずっとピアノがあり、そして、私がふっと息を整える時間がピアノの前にすわるときでした。ピ アノが、楽しかったり悲しかったりという私の感情を全部呑み込んで、素敵なせつない音色に変換してくれる。


ピアノは私の秘密の場所で、特別な魔法です。



CDを作るにあたって、なんで、私は二枚目を作るのか考えていました。一枚目は単純に、私から出て来たものを形にしたいという欲求からでした。ライブを重ねる程、私と他者というのものの交わりが大切に思えてきました。私が出来ることというのは他者との間にある。


2枚目のアルバムは、勿論初期衝動はピアノのアルバムをつくりたいという気持ちからでしたが、録音を重ねるに連れて、「私の出来ることを込めたい」ということを強く思うようになりました。。

 


このCDを聴いた人が、ふっと忙しい日常の中、一息ついて空を見上げ、
新しい気持ちで歩いていけますように。


  スパン子   
 
 


スパン子 

東京都武蔵小金井出身、長野県大町市木崎湖畔在住。
ピアノ、アコーディオンの弾き語り。

自分の住みたい場所に住み、自分のやりたいことをやると決め、2012年に木崎湖畔に移住して以来、田んぼをやり、畑をやり、幼少から弾いていたピアノに回帰する。

2015年夏にピアノのアルバムspannkosmo-pianoを発売。

観る側と演る側の『側』をとりのぞき、人がそこに居るというライブ、SPANNKOSMOを各地で展開する。

 

熊坂出監督の映画『人狼ゲーム』『人狼ゲーム beast side』にピアノ曲を提供。


spannko web site

http://folkevise.net/spannko/